今日は臨床のコツ的なコラムです。
お灸をすえる時にちゃんとすえてるはずなのに、
どうしても熱くなってしまうという人向け。
お灸が熱くなる原因としては、
お灸の【質が悪い】場合と、【ツボが外れている】場合があると自分は考えます。
お灸の質に関しては
・直接すえるのに?温灸用もぐさを使っている。
・捻りが硬い。
・捻ったお灸の底面が大きすぎる。
等があげられます。
※捻りが固い場合どうなるかと言うのは、
前回コラム『【クイズ】どっちが早く燃え尽きる?』の動画を参照に。
底面に関して画像で補足すると、横から見ると綺麗な三角形かと思いきや、
上の図ではなにやら飛び出してるものがある(゚д゚)!
底面を見ると、○型じゃなくて大きく形が崩れているパターン。
底面が大きくなればなるほど、
皮膚への接触面が増えるので熱くなる事が多いです。
均一ではないので不快な熱になる事も多い事例です。
ツボが外れているのは読んだままですね。
湿ってたり凹んでる部分がお灸の合う場所と言われることが多いですね。
一般の方は、可能ならば一度免許を持ってる先生にツボを探してもらって下さい。
※簡単に見つける方法もありますが、それはまた別の機会に。
なるべく不快な熱を患者様に与えない方法としては、
【適した場所に、適切なもぐさを使用した、適切な固さの底面の綺麗なお灸をすえる。】
ことですね( ̄ー ̄)ニヤリ
あたりまえじゃねーか!という突っ込みは重々承知です(;^ω^)
当たり前の事を当たり前に出来る様にある程度の努力は必要です。
『お灸が熱いよ!』と言われる方は、一度基本に立ち返ってみて、
何が出来てないのかチェックするのも良いかもしれません。
お灸大好きな安藤鍼灸院の安藤がお送りしました\(^o^)/
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