昨日調子に乗って自分の昔話を書いたので、
今日はちょっと臨床ネタを!
今日のテーマは【まき爪】と【ひょう疽】です。
『まき爪』は陥入爪とも言われますが、皆様どんな状態かご存知でしょうか?
爪が足の肉に食い込むようにぐぐーっと曲がってきている状態です。
ひどいと肉に食い込んだ部分が炎症・化膿しかなり痛~い事になります。
以前自身がひどいまき爪で化膿している状態(コレをひょう疽と言う)でした。
たまたま深谷灸の深谷先生の書物に「ひょう疽」の治療法が載っていたので
試したところバッチリ片方の足は治ったのでその手順を書いてみます。
手順といっても簡単な物で、
まず施灸点を見つける為の、基準となる線を爪に引きます。
1、爪を縦に真っ二つに割るように線を1本。
2、今度は横に3等分するように2本。
3、1と2の線の交わる点が2つありますが、その上の方が施灸点です。
※画像かなり大雑把で申し訳ないです(;´Д`)
ここに昔ながらのあつ~~いお灸をすえます。
すえる数は決まってませんが、熱が通るまでです。
熱が通るという表現は少し不思議かもしれませんが、
表面でぴりぴり熱いだけでなく、体の心までじ~~んと熱い感じがする状態です。
熱そうな感じがするでしょうが、状態が悪い時は熱を感じません(;^ω^)
でコレだけだと、爪の曲がってるのまでは治らないので、ひと手間加えます。
形状記憶合金のワイヤーを爪に通します。
こんな感じに両サイドにドリルで穴を開け、そこに弾性ワイヤーを通すことで
自然と爪の形が矯正されていきます。
形状記憶合金のワイヤーがまっすぐ戻ろうとする力を利用するわけですね。
えっ?形状記憶合金なんてどこで手に入れるかって??
それが簡単に手に入っちゃうんです♪
最寄の釣具屋さんorネット通販で\(^o^)/
吉見製作所さんが出してる【竿中とおる君】という商品です。
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アマゾンのレビューを見てもわかるとおり、
本来釣具用なんでしょうが、まき爪用に買ってる方がチラホラ。
コレなら専門の病院にいかなくても自分で出来ちゃいます( ̄ー ̄)b
そして今コレをさも自分が見つけたように得意げに書いてますが、
昔ネットで見たやり方で、発見者は自分じゃないです(;・∀・)
あとコレをやれば必ず治るという物ではなく、
あくまで自分がやった時の体験談なので、効果を保障する物ではありません(;^ω^)
自身が使った時の経験としては、
太目のとおる君より0.3mmの一番細い物を使うのがベターです。
太めだと爪が割れます(;´Д`)
爪水虫の方も爪が脆くなってるので不適応かと思います。
自分の場合は、これを併用すると比較的に治りが早かったです。
あとは体重のかけ方とかもありますが、その辺はお近くの治療院で見てもらって下さい!
今日もまたまた長くなってしまいましたが、
根気よく読んでくれた方ありがとうございました\(^o^)/
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