「体を良くするにはどうすれば良いの??」
仕事柄良くこんな質問を受けます。
自分は『血流を良くすれば良いんですよー。』とお答えする事が多いです。
こう答えるのは、
元研修先で『血流が全ての症状に繋がる』であったり、
お世話になってる勉強会で血流の大事さを解かれたことが背景にあったりします。
でも何で血流を良くすれば良くなるんでしょう??
今日はそんな事を少し書きます。
血流の話をする前に、本日のタイトル【血液の働き】に焦点を当ててみましょう。
そもそも血液には
○物質の運搬
○内部環境や恒常性の維持
○身体の防御
○止血作用
という4つの作用があります。
血液を介して、
酸素や、栄養素、ホルモン等体に必要な物が運ばれたり、
逆に二酸化炭素や代謝産物など不要な物も血液を介して運ばれます。
体温や体液の濃度を調整するのも血液が一役買っています。
白血球が免疫を担っているというのは聞いたことがありませんか?
血小板が血を止めるのに役立っているという話はどうでしょうか??
私達の体を流れる血液には、上記の作用があるので
上手いこと全身に血液が流れるようにしなければならないんです。
血流が良くならないと、
栄養が遅れなかったり、不要な物質が溜まったり、
低体温になったり、体液濃度を調整できなくなってむくんだり、
風邪を引きやすくなったり、
血が止まりにくくなったりと色んな事が起こる可能性が上がります。
体を良くする、嫌な症状を治すといった観点からは逆方向の事ばかりですね。
血液の持つ作用を考えれば、【血流を良くするという】行為は当然の行為なんです。
今回のコラムで少しでも血流をよくする事の大事さが伝われば幸いです。
まったくの無痛で血流を良くする為の独自の工夫を行っている
安藤鍼灸院の院長アンドウがお送りしました\(^o^)/
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