【瞑眩反応】鍼灸治療と副作用

昨日は、小児はりって意外と怖い!って話を書きました。

今日は何故怖いのかを掘り下げる為に、副作用について書きます。

 

皆さんは鍼灸治療に副作用があると思いますか??

悩む画像

一時テレビCMで「漢方治療には副作用がありません。」なんて

言葉が流れたりしたので、副作用は無いとお思いかも知れません。

 

私個人の考えでは鍼灸治療には、【副作用がある】と考えています。

それは何故か?

鍼灸治療に『効果』があるからです( ̄ー ̄)b

 

血流の変動だったり、自律神経の変動だったり、筋肉の収縮だったり色々ですが、

鍼灸を受けることによって、ある一定の反応が体に出ます。

それが症状を訴えている部分にだけ+に働けば良いのかもしれませんが、

現実問題そう都合良くいくでしょうか?

 

時として症状のない場所にも効果が出ます。

その場合が俗にいう副作用として、反応が出てしまいます。

例を上げると、体がだるくなったり、ふらついたり、別の部分が痛くなったり。

刺激量の調節や、場所を工夫することで限りなくゼロに出来ると考えますが、

どうしても出てしまう場合があります。

 

そこで大昔の鍼灸師は瞑眩(めんげん)反応(好転反応とも)と言う言葉を作り、

治療後副作用が出た患者様に

『今出てるのは瞑眩反応と言って、体が良くなる時に起こる反応だから心配しないでね』

と言い患者様を不安にさせない様にしました。

昔から精神的なストレスが状態を悪くすると認識していたのでしょう。

 

まぁ、「はりきゅうって~、体に対する悪影響な事が全くなくって~、

ホント超良い事ばっかりだよ~♪」と言われるより、

リスク面も話してくれた方が安心感を受けるのではないかなぁ~と、

個人的には思います。

いらん事を言って不安にさせるな!と言う方も勿論いると思います(;^ω^)

 

今日は鍼灸の副作用について安藤が思っていることを書きました。

あくまで私見ですので、悪しからず(;・∀・)

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